家計収支データ
Aさんの家計収支データですが、月収:20万5000円(障害者年金6万4500円含む)、支出:16万2000円、貯蓄:1270万円、投資:1700万円(投資信託810万、ラップ口座719万、株式171万)となっています。
家計収支データの補足。障害年金について、診断書提出後の審査の結果いかんで年金額が半分になるかもしれないとのことです。病気自体は認定された頃よりも改善もしてきています。保険は未加入です。今まで保険は必要ないと思っていたそうで、それは、死亡保険金受け取る人もおらず、高額療養費制度があるためです。ただし最近は病気入院のことも考えて、必要なのかと思うようになっています。
金融資産についてですが、Aさんは大学卒業、就職後も実家で暮らし、自宅にはお金を入れず、家賃、光熱費、食費などがかからない状態だったので、給与収入は殆ど手を付けないで貯金していたそうです。
無職の時期もありましたが、アルバイトを掛け持ちしていた時期もあり、使うことが全くないまま貯金が増えています。旅行に行ったことは一度もなく、洋服や化粧品は高額なものを買ったことがありません。将来的に実家からの支援が期待できません。
医療費については、歯科の治療費がかなりかかっており、現在も通院中で、あと数万円はかかりそうです。その他、薬代などで1か月平均1万円から2万円使います。そして、公的年金は、63歳支給で、月額8万6223円の予定です。